ITベンダーのCX研究室

CX展示会・セミナーレポート速報

リテールテック JAPAN

皆さんこんちには。
IT ベンダーの CX 研究室のポン太です。今日もブログをお読みいただきありがとうございます。
先日、東京ビッグサイトで開催された「リテールテック JAPAN」に参加してきました。
一部ではありますが簡単にレポートしたいと思います!

■全体概要 

リテールテックJAPANは「流通業のサプライチェーンとマーケティングを進化させる、最新のIT機器・システムを紹介する日本最大の専門展」で、今年は3月12日(火)~3月15日(金)の4日間、東京ビッグサイトにて開催されました。
出展社数は220社にのぼり、流通情報システムからキャッシュレス決済、店舗販促、AI・データ活用、EC、デジタルマーケティング、物流IoT、流通HRなど多岐にわたる領域の最新ソリューションが一堂に集められ、見応えたっぷりの展示会でした。
今回は特に「チェーンストアの情報連携」という点に着目して場内を巡り、いろいろと発見があったのでいくつかご紹介いたします。 

■TSUNAGU(株式会社スタメン) 

最初に立ち寄らせてもらったのは、幅広い組織課題の解決を実現する組織改善DXツール「TSUNAGU(ツナグ)」(株式会社スタメン)のブースです。

TSUNAGUは、社内掲示板やワークフロー管理のほか、サンクスカードや福利厚生といった従業員エンゲージメント向上のための機能や業務マニュアル、社内テストといった従業員トレーニングの機能が充実したアプリで、すでに700社以上の大手、中小の企業が導入しているそうです。 

実際にスマートフォン上でアプリのUIも拝見したところ、シンプルなデザインでとても見やすい印象を受けました。また、画面上に表示させるメニュー構成は目的や利用頻度に応じてカスタマイズできる点も使い勝手が良さそうです。担当者の方にお話を伺ったところ、従業員のコミュニケーション活性化を図るために掲示板やチャット、日報などの機能を充実させている点も差別化ポイントと仰っていました。

 

■はたLuck(株式会社Hataluck and Person) 

つづいては、チェーン店・多店舗企業の本部-店舗-スタッフ間を繋ぐDXアプリ「はたLuck」の展示についてご紹介します。こちらも先ほどのTSUNAGUと同じくグループウェア領域のアプリですが、業務・タスクの実行管理や、本部から店舗に配信する情報の属性に応じた出し分けの機能、従業員のアプリの利用状況を可視化・分析する機能などが特徴的だと感じました。 

また、配信先の条件設定を事前に登録・編集するといった機能もあるので、配信の度に配信設定に苦労するといったことがなくなるので使いやすそうです。 
また、アプリ利用状況の分析ができればそこからコミュニケーションの課題や改善点なども見えてくるのでとても優れた機能だと思いました。 

■Shopらん(株式会社ドリームアーツ) 

最後に、多店舗企業の本部-店舗間コミュニケーションに特化したクラウドサービス「Shopらん」の展示についてご紹介したいと思います。 
こちらは先の2件よりも業務実行管理の機能が充実しており、リテールテック市場で高いシェアを誇っているそうです。 

本部からの指示事項を、どれだけ見られているか、どれだけ実効されているか、を可視化・分析するのみならず、売場の画像を提出する機能などもあり、特にアパレル系のクライアントが多いと担当の方が強調されていました。 

今回はテーマを決めていろいろと回ってみましたが、ご紹介した展示内容以外にも、複数の組織や店舗を一つの方向に進めるための取り組みにはいろいろなアプローチがありとても勉強になりました。以上、ほんの一部ですが「リテールテックJAPAN」の模様をお届けしました! 

お読みいただきありがとうございました! 

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